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こんにちは!豆腐の角です!(((o(*゚▽゚*)o)))
今日は依田紀基九段の筋場理論について解説します。
筋場と聞くと、なんとなく筋が良い場所に思ってしまいがちですが、実はその逆です。
筋場とは打てばアキ三角になる筋の悪いところのことをいいます。
○は打ってもアキ三角にはなりませんが、×の地点は黒が打てばアキ三角になります。これが筋場。
アキ三角はこの形。角っこが空いている状態なのが特徴です。角っこが埋まっていたらアキ三角ではないです。
アキ三角になる所に白が打つのは筋場で筋が悪いということでした。
ではここで黒番。問題です。A,B,Cのどれかが正しい受け方。どこかわかりますか?
筋場を意識したら答えがみえてきます。
Aはアキ三角になっているので筋が悪く失敗です。
守れてはいますが形が悪く石が働きにくい形。
Bはわかりやすいですね。アキ三角。白1あたりで黒がつなぐと団子石。
団子石はもっとも非効率な形です。
ということで正解はCです。境界線を下に敷きながら黒を補強し、働いています。
もう一問。黒番です。
白1とあたりしてきました。黒はAかBか?
Aはあたりを守りました。これは守った形がアキ三角。
筋場にうっています。
筋場へ相手に打たせるBが正解。取らせるとアキ三角になる筋場に打たせています。
黒は2と伸びきってもいいですし、怖いなら△に守ってもいい。
しかしこちらのほうが明らかに黒の形が働いています。
今後も筋場理論については色々な形を使って検証していきます。
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