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こんばんは。豆腐の角です。今回は大人とこどもでの勉強方法の違いについて解説していきます。
皆さん「ああ、もっと早く、子供の頃にはじめておけばよかった」と誰しも思われるかと思いますよね。私も思います笑
私を含めて囲碁を子供の頃に覚えてプロを目指してきた人たちは、「身体でおぼえる」ということを第一に求められます。
ピアノもそうですね。これはなんでだろう?と昔考えたことがあります。
こどもの時ってやたらと覚えるの早いですよね。言葉も教えていなくてもいつのまにかしゃべれるようになっていたり。
私はこどもの時代、特に一般的な幼少期というのは動物的な野性の本能のようなものが残っているからかな?と思っています。
野生動物の世界は弱肉強食。早く動けるようにならないと食べられちゃいます。
頭が追いつかなくても、身体で覚える力があれば理屈をすっとばして覚えてしまえます。
だからこどもの時代は身体で覚える力がずば抜けているのかなと考えています。
幼少期から小学校6年生くらいまでは身体で覚えてしまう力が強いと指導経験的に思います。
中学生くらいになると段々と知識・知恵・道徳・ルールなどが身についてきて、身体で覚えるだけでは上がりにくくなってきます。もちろん個人差にもよりますが。
大人になってもある程度は身体で覚える能力はあります。
しかし大人になるまでに身につけた知識・知恵・ルールが、身体で覚える、いえ「身体で受け入れる」ことを邪魔してきてしまう人が大半です。
たとえば「○○さんが打つ手だから正しい」と思い込んでしまうこと。知らないあいだに上下関係のようなものを作ってしまい、壁を自分から作ってしまう。相手の着手が悪い手だとは全く疑わない。
打ちたい手があるけど、生意気と思われないか、怒られないか、様々な感情が邪魔をしてきます。
そうすると身体で覚える、受け入れる、ということが難しくなってきますね。
ではそういう大人はどうすれば上達すればいいのか、違うやり方があるのではないか、と考えなくてはなりません。
こどもにはなくて、大人にあるもの。それは知識・知恵ですね。
先ほどはそれらがあるから邪魔をしてしまうケースが多いと書きましたが、うまく使えば上達の力になります。
では知識知恵はどうすれば生かされるのか、を次の話で考えていきましょう。
次回につづきます。
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