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こんにちは。豆腐の角です。
今日は勝ちパターン的なところの話をしていこうかなと思います。
勝ちってすごくシンプルな言葉ですが、これほど多くの人を悩まして苦労させる言葉もないでしょう。
囲碁には勝ち方が無数にあります。終局までのゴールまでの道のりは一つではありません。
序盤模様を作って中盤で終わらせてしまうのも一つの道であれば、後半まで互角の形勢を維持し、後半のヨセからギアチェンジして後半で差をつける打ち方であったり。
楽して勝とうとするのも一つの道なら、茨の道を苦労して歩いての勝ちもまた勝ちです。
「勝ち」というゴールを目指す過程、道が囲碁には無数にあるんですね。
もしかしたらあなたは一つの勝ち方にこだわりすぎて、違う道を選んだほうが勝ちやすいかもしれません。
たとえば、石を取るのが好きで自称力碁の人。たしかに石を取って勝っているんですが、勝率は三割。しかも通用しているのは周りにいる非力な方が相手だから。
だから勘違いしてしまう方も多くいらっしゃります。
私にはとても全然力碁に見えませんでしたし、違う碁のほうが向いていると思いました。
それで戦い方の見直し、過程の見直しを提案させてもらって勝率が上がった方が何人もいます。
勝ちに至る過程は無数にあり、結局ゴールの「勝ち」に届けばいい。
そんな風に考えると色々な楽しみ方が増えてくるのではないでしょうか。
また、今までのスタイルで通用しなくなった、伸び悩んでいる方については次回のブログ記事を読んでみてください。
それでは次回またお会いしましょう。
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こんばんは。囲碁教室碁円の豆腐の角です。
囲碁の本は何をすればいいか。そう言われることがよくあります。
手筋や詰碁をするにあたって基本と書かれたものが相当難しくてびっくりしたと。
はい。これはですねー正直、囲碁界の大きな問題の一つだと思うんですよね。
私の中では問題には二つあります。「基礎」と「基本」です。
基礎は入門から初段までに身につけておきたい手筋。あるいは人によってはそれ以上の人でも足りてない・知らないのが基礎の部分です。
次に「基本」囲碁の基本と言われるものは、基本的に五段以上だと思っておいてください。
基本死活辞典というものがあるのですが、あれが全部きちんとできたら五段~プロ級です。
ただ、書籍にはそういった事は書いてないし、基礎と基本が本によっては「基本」としているけど「基礎」の問題が入っていたり。
うーん統一しないといけないんじゃないか。そう思うんですね。
そうしないと基本があまりにも難しく、こんな事が分からないと囲碁というものは打てないのか、となってしまうんじゃないか。
新規の人は思うんじゃないかなあと。
これはプロの先生たちが、どの問題が基礎としよう、という分別をしていないのがいかがなものかとおもう所でして。
批判しているわけではないのですが、体系的なものを作ることをしてほしいと思うのです。
まあ私がぼちぼち作る予定ではあるのですが(;・∀・)誰も造らないので。
ちなみに基礎だけでも奥が深いし、でも理解できない問題ではない、というのが基礎かなと思います。
手筋はずっと終局まで使い続けます。取る・受ける・連絡・接近戦・捨てる・ヨセ……すべての要素に手筋が絡んでいます。
なので強くなるには
より多くの手筋を知ること。
そして反復し、読みを速やかにすること。
この二つがもっとも効果的であり、即効性があります。
私は書籍にも一つの本を集中して繰り返し読むようにお伝えしておりますが、
手筋や詰碁などの本は数多くのものに目を通すことも大事です。
それがあなたの碁を豊かにするでしょう。
とにかく多くの手筋に触れてみましょう。
意外と軽視されがちなのはヨセの手筋。ヨセの手筋は総合力がつきますし、ヨセ以外の所でも有効に応用が効くのでオススメです。
是非取り組んでみてください。