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おはようございます(n‘∀‘)η
序盤に定石はあるのはみなさんご存知かと思うのですが、そういえば中盤戦の石の形の定石って書籍ないなあと思いまして、現在まとめ中です(n‘∀‘)η
たとえばこういう犬の顔にしながらツケて形を整える打ち方。
これに対する白の応手は??などなど。
みんないつの間にか暗黙の了解??的にいつの間にか身についていた、という感じなんですよね。不思議です(;・∀・)
中盤の石の形ってどこで出来るかパターンが色々あるので、書籍としてまとめる人いないのかなあと思います。ケースバイケースが多すぎるし(;・∀・)
まあでも一応基本をシンプルにまとめておくのも必要かなと思いまして。
そのうち本としてだせたらとおもいます(;・∀・)キンドル本でだせないかなあと。
さて、本日は昨日ブログをお休みしてしまったぶん、今日は複数回更新していきたいとおもいます(;´∀`)
次の更新はたぶん夕方かな?またお会いしましょう!
はい、こんにちは。豆腐の角です。
一間トビに悪手なし、という言葉がありますが、全然悪手になるケースなんてたくさんあります。
白1ときたところ、ここで黒は戦うか、戦いをかわすか。
黒1のトビは先に地をあげて左辺で戦おうとしている手ですが、左辺は白が強い場所。攻めて得をする場所がありません。
左辺は強いので、戦いを避けるところ。
黒1の両ガカリで左辺は相手にあげて、自分が有利になるフェアウェイゾーンを常にキープしていきましょう。
この定石選択をすることで、左辺の白は左上強い、左下強い、という状況ですが、厚みが重複して凝り形です。
白石が左辺しかないですよね。黒は盤面全体に構えています。これは黒が有利な戦いを運べる場所がたくさんあって、黒優勢です。
一箇所に集中すれば、そりゃあそこでは強く戦える状況になりますが、他が手薄では全体からみれば不利です。
たとえばお城を守るとき、正面の入口のみ警備を手厚くすれば、正面は安泰でしょう。
しかし左右の警備の少ないところは非常に脆いのです。
わざわざ正面で戦いを仕掛けずとも、有利な場所で戦うことや、有利な場づくりをすればいいのです。
はい、こんにちは。豆腐の角です。
囲碁は皆さん囲むゲーム、という意識が強いんですけれども、それは一部分にしかすぎません。
囲碁は戦争ゲームと言われるものであり、綺麗事だけでは渡り歩けません。人生と同じです。(;・∀・)
で、もっとも原始的な戦闘力が求められるのが9路盤です。盤面が狭いので嫌がおうでも相手の石と向かい合い、ぶつかりあうことになるからです。
戦闘が嫌な人でも、戦闘をしなければ何もせず負けてしまう、しかも狭いから一度優位を取られるとなかなか逆転できません。終局もすぐなので。
9路では石の攻防の基礎基本を学ぶことがしやすいです。ただし、教本もなくやるとしんどいものがあります。
まあ中々その本がないんですけどね(今作ろうとしてますが)
接近戦は誰も言わないけど、ある程度強くなった人たちは暗黙の了解的な、石の形、接近戦の定石を知っています。
これは定石書には載っていないものです。
9路の戦闘技術は19路でも応用が利きます。というか、19路の戦闘をせまーく切りっとったものが9路なので、本質的な戦闘はかわりません。
先ほどあげたコスミツケの部などの筋は19路でも応用が効く筋です。是非興味があればご一読ください。
https://www.igo-goen.com/archives/497
こんばんは。囲碁教室碁円です。
皆さん、9路盤を打たれることはありますか?9路は接近戦の石の形を短い時間で多くのことを学ぶことができます。9路の手筋は19路でも全然でてきます。
今日はコスミツケを学びましょう。大丈夫。見知った手筋も出てきますよ。
この局面、黒番です。白に欠陥があり、白地が崩壊します。さあ見つけてください。
答えは問題図のすぐ下にあるのでお気をつけて。
黒1のコスミツケが正解。コスミながらツケているからコスミツケです。
ネーミングセンス単純ですよね(笑)
この手は次にAのウッテガエシを狙っているんです。
白2と守れば3と突き抜いて9まで攻めあい黒勝ちです。
入門で学んだこのこのウッテガエシの筋、19路でもよく出てきますし、上の問題はこれの応用です。
さあこの局面、黒番です。左上を黒地にしたい。
黒1のコスミツケが形。ウッテガエシを狙うよといいながら黒地を作ります。
この筋は互先の接近戦でもすごくよく出てくるんですね。皆さんも是非活用してください。
こんばんは。豆腐の角です。
多くの囲碁を打たれる方で、序盤、中盤、終盤であればどれが好きか?
と聞けば、多くの方が布石と言われるのではないでしょうか。
それはなぜかというと、誰が打っても、命を取られるまでの失敗をすることがないからだと思います。
また、比較的平和に打てること。そして自由度があるからです。
ただし、囲碁に置ける囲碁の重要度は中盤・終盤に比べたらそこまで重要ではありません。
序盤の布石段階は大体初手から30手で終わることが多いのに対し、中盤は30手~180とヘタをすれば150手近くは中盤なのです。
そして一番一手の価値の動きが激しいのもこの中盤です。
序盤はというと形勢に優劣は生まれども、勝敗が決することはほとんどありません。
しかし、序盤はとても期間が短いこともあって、研究がしやすく、一番序盤が早く上達しやすい分野です。
もし布石で強くなりたいと思うのなら、まずは布石は決まった打ち方を徹底するといいでしょう。
よくいらっしゃるのが今日は小目、次は星と星、など日々色々される方。
上達という観点ではなく、「楽しむ」ための打ち方であれば全然OKです。
しかし、上達という観点で考えると、少し道がそれています。
同じ布石を打つことで、同じ形が出やすくなります。自分の打ちやすい碁になりやすいですし、いつも同じだから研究もしやすい。覚える定石も少なくなりますし、人にも聞きやすい。
バラバラに打ってしまうと何が悪いのか?というと、それは毎回違う打ち方だから、思い出しにくい、いつも違うから人に聞くことも何を聞けばいいのかわからない、方針の喪失という現象になりかねません。また覚える定石も幅が広くなってしまいますからオススメしません。
いつもの布石を決めてみる、というのはとても有効な考え方だと思います。私も昔五段になるまでは二連星ばかりでした。
是非皆さんも布石を決めて打ってみましょう。
おはようございます。今回の問題はキリについでの問題です。
まずは基礎の理解を。□と伸びきっている状態でのAはすごく強烈なキリになります。
実戦でよく出てくる形です。
黒1のキリに2~4と打たれて一瞬困ったようにみえるかもしれません。
しかし黒5で白を先に取ることができます。前図の□黒がないと取れません。
ではこの形のキリはどうでしょうか。
同じようになって、5とキリをいれたとき、今度は白6と打つことができますね。
黒Aがいないからです。
黒番です。ちょっとうすーい黒石ありますが、それは関係ないです(;・∀・)すいません。こちらのミスです。いないものとして考えてください。
白の形に欠陥がありますね。そこをついていきましょう。
黒1~3のデギリで□と△が2手ずつです。
当たりにしてきても2とノビてAに打てば取れるのは、どこかでみた形ですね。
AかBどちらかには打てますので、どちらかの白を取ることができます。
ノビ切っているところのキリは効果的なことを覚えておきましょう。
ありがとうございました。
こんにちは。ブログにて今回19路の布石について書いていきます。
19路初心者向けではありますが、何も考えず布石をただ打っている、と思っている方は是非見ていただきたい内容となっております。
まず布石の基本は空きスミです。地を作るための拠点となる所ですので、ここの前提をまず理解しましょう。
拠点をお互い取り合ったら、拠点の仕組みを学ぶ必要があります。
右辺の黒は星の拠点ベースが向かい合っていますね。この場合右辺は黒が有利に戦えて、黒地が作りやすい。そして白地は作りにくい場所となります。
向かい合っている白□の中に黒が○と打った手を割うちといいます。この左辺で黒大きな黒地はできにくいです。なぜなら白の拠点がいるから。つまり左辺は頑張っても結果が出にくい場所ということです。
黒1に白2とハサミがきました。いざかかってはみたものの、級位者の多くの方はハサミを打たれたら「どうしよう」ってなられる方が大半。対策立ててないのになぜかかった(^_^;)と思いますが、実際多いんです。ここで困った人の多くが選ぶ手が……
黒1のトビなんですが、この手は逃げようとされて、というのと、自分が知っている簡単な手だから、という心理が働いて打たれたのだと思います(^_^;)
ただ実はこれ逃げる手じゃなくて戦う手なんですよね(^_^;)
黒1とくれば多くの人が2と打ちます。6まで黒は相手にお金を与えて、その間に5まで壁をつくりました。
この壁を活かすためには7とハサミ、この白を攻めることで先に支払ったお金を取り戻さねばなりません。でもこれってたしかにある手法なんですが、しんどそうですよね。だって左辺って白の拠点のとこですから。
前図7でやりがちなのが黒1。これは一番最悪です。白2と打たれて上辺と左辺両方稼がれました。その間に黒は?何も得ていません。
これを選ばれる方は人のいいなりになったり、騙されやしないかすごく心配です(^_^;)
逃げたいという主張しかなく、何を対価に何を得るの?というポジティブな主張がありません。
さて、わたしがオススメしたい楽な打ち方、それが黒1両ガカリです。
これは左辺の黒はあげます。そのかわり上辺をもらいますよという手法です。
難しいこと言っているようですが、考え方はシンプル。「左辺は白多い。じゃあ戦ってもしんどい。じゃあ左辺では戦わず、別の有利なところで戦いたい」
白2、とくれば3。白4なら5などお好きなところへ。これで黒は左辺はあげましたが、上辺、下辺、右辺と有利に戦えるゾーンを作りました。白が有利に打てる場所は左辺のみです。
囲碁の布石はシンプルに「儲かるなら戦う、儲かると思わないなら闘わない」で構いません。自分の有利に打てる場所を作り、そこで待ち構えていたらいいのです。
ちなみに4までは定石です。
どうでしたか?布石を難しく考えすぎていませんでしたか?
あなたが打ちやすい打ち方をすればいいのです。
ただし、楽に布石を打ちたいなら、戦って有利か不利な「場」かを見極めることです。
定石はたくさん覚える必要はありませんが、大雑把にわけて、戦う定石と、戦いを避ける定石の二つを学べば、布石では楽に囲碁が打てるようになるでしょう。
ありがとうございました。
こんにちは。本日から「初心者向け」としているページにて囲碁初心者卒業講座をはじめました。
少しずつですが更新していきますのでよろしくお願いします。
初心者向けではありますが、囲碁の基礎・基本である部分のため、馬鹿にはできません。ある程度の棋力の人でもこういった基礎の部分がしっかりしていないために、上達に苦しんでいる方も多いですね。
気になった方は是非一読していただければ幸いです。