オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2018年10月

根拠をもって着手を決めよう

生徒さんの打つ手で身につけて欲しいことがあります。

それが「根拠をもって打つ」ということです

この場合の根拠とは考え方の根拠のこと。

囲碁は毎回決断を迫られるわけですが、常に一手一手にいい手である裏付けを持つことが大事です。

人生をなんとなくで一生を終えるのもまた一つの人生ですが、でも自分の人生がかかっているので、それなりにこっちの道がいいと思う理由とか、あっちは悪いと思う理由とか考えますよね

囲碁にも一手一手にその手を選んだ理由を考えて打って欲しい

いい手である理由①「石の強弱に関係するところ」「犬の顔の急所」

↑みたいなかんじです。基本的に二つ以上根拠をもって打つことを心がけてほしいです

「犬の顔の急所」だけとかだと良くないです。犬の顔の急所でも相手の石が生きているところだったら響かないケースもあるからです

考え方の根拠をたくさんもってそれを一手ごとに検証しましょう。

相手の手がいい手か悪い手かを考えることも大事です。悪い手だとおもったらその根拠を考えましょう。

悪い手である理由②「生きている石の近くのカス石を取りに来た」「強弱響かない価値の低い場所」

とこのようなかんじです。

考え方の根拠を持たれていない方は、まず考え方の根拠を色々知ることが大事です。犬の顔の急所や、石の強弱、耳など考え方を一つ一つ知ること。

考える種ができたら今度はそれを実戦で一手決める事に検証する。

そしてそれをいい手の理由・悪い手の理由を自分自身に説明するようにイメージすること。

これをすることで根拠のある考え方・打ち方ができるようになります。

最初はうまくいかないかもしれませんが、少しずつ練習していきましょう。

囲碁教室碁円ではこのようなロジックを身につけるためのお手伝いをしています。今後共よろしくお願いします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

囲碁が強くなるための方法~やる気がでない時の考え方

囲碁が強くなるためには練習勉強が大事になってきますが、しかしモチベーションが高い状態であるかどうかで同じ勉強をしていても効果がちがってきます。

モチベーションのない冷めた状態でいくら鉄を叩いてもたいしたものはできません。鉄は熱いうちに打てというように、やる気のある状態で鉄を叩く(練習・勉強)ことで効果が得られやすくなります。

冷めた心でダラダラと毎日勉強をして過ごすくらいなら、しばらく囲碁から離れたほうがいいでしょう。

しばらく叩かないでほかのことをしていると、不思議なほどだんだん勝手にやる気が戻ってきます。

ヒカルの碁など囲碁漫画や勝負事の本などを読むとモチベーションが回復してきます。

やる気は強くなるための燃料です。燃料もあげないで走れと汽車にいっても走るわけがありません。

結果を出す人は努力をしていますと自分からいいません。好きだから、やりたいからやっているだけで努力をしているとおもっていません。

努力することが目的になってしまわないようにしましょう。

強くなるという目的を見失わないように。