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囲碁接近戦・石の形~ツケヒキの型

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こんばんは。本日二回目の更新です。

今日は接近戦の石の形です。

お互いの石が向かい合っている構えによくでる石の形をやります。

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それが黒1のツケですね。自身の補強を意味することが多い手です。

 

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黒1に白2とハネた場合、基本の打ち方は二種類。AかBです。

応用編ではキリや二弾バネなどの型についても説明していきます(あまりしょっちゅう打つ筋ではないため)

今日はAのヒキを勉強しましょう。

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黒3はノビではなくヒキといいます。すでにいる黒の元へ戻るのでヒキ。

白は4でつなぐ打ち方とこのようにノビキリを打つ型があります。ノビキリは黒よりも高さで上回り、中央政権で有利にたちやすくなります。

 

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さて、実践編です。

小目に一間高ガカリ。これも向かい合っています。

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黒1のツケからヒキ、これは根拠をえて治まりを目指した打ち方です。

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ちなみに白のこの定石もツケヒキ定石といわれていますね。

 

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ツケヒキは味方の補強の意味があるという考え方を覚えておきましょう。